2015年
4月
30日
木
筆 新たなパーマ技術の開発者。
No.10 修業時代はカーラーを髪に巻きセットをする最後の時代でした。幅広い様々な下仕事を覚えながら、セット技術を身に付けなくてはと思っていた矢先に、カット&ブローに美容界は変わったのです。
このセットの時代に得ていた情報から、女性は大変だなーと言う感想を持っていました。信じられないことに、カーラーを巻いたまま寝る時代だったのです。「巻いたまま寝られるんですか?」などと、お客様に聞いた覚えがあります。そんな話を聞きながら、私は男で良かったと思った記憶があります。そんな思いをして明日のヘアスタイルを作るわけですから、この時代に毎日シャンプーする人は少なかったようです。
つまり、寝苦しい思いをして作るヘアスタイルですから、2、3日間は持たせたかったのです。2015年にこんな話をすると、汚いと言う方があると思いますが、当時は服でも毎日変える時代ではなかったわけで、これはごく普通のことだったと思います。
2015年
4月
15日
水
筆 新たなパーマ技術の開発者。
No.9 ピンパームの専門店で修業をした私は、開店後約4年間、ロットを巻くことはありませんでした。
5年目から月に一人程度巻くようになり、徐々に増やして6年目で月に5人程度かけるようになります。
そして気付いたことは、ロットの強さ調整の不安定さ(弱過ぎたり強過ぎたり、許容範囲から外れた強さ)でした。
ピンパームでは感じたことのない現象に、?何でだろう?の連呼でした。
そのためロットのパーマの方が難しいのか…という印象を持ちました。その理由は後から分かるのですが… 当時でも少数派のピンパーム専門店での修業経験が、こんな違いを教えてくれるとは… 今考えれば、このような美容室に縁のあったことが奇跡的なことで、この経験が両パーマの比較を可能にしました。