筆 新たなパーマ技術の開発者。
No.1 ご存知のように髪に薬品を着けて巻けば、パーマネントのカールは得られます。この基本原理は昔から変わっていないのですが、なぜか実際のパーマは流行のように変わるため、私はこの流れになじめませんでした。
なぜならパーマ技術の中には、長年かけて体得する言葉では語れない予測技術が含まれているからです。ですから、私は薬品やロットを変えることをしませんでした。薬品やロットを変えると言うことは、これまでに培った予測技術などの経験値を捨ててしまうことだからです。同じ経験値を改めて得るのに、この行為は大きな時間的なリスクだと考えました。当時はここまでハッキリ自覚していたわけではありませんが、職人的な直感も加わり道具の変更は拒否しました。
これが私のパーマ技術に対する基本的なスタンスとなります。
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