筆 日本ピンパーム協会中部 遠山
No.3 パーマの評価に、なぜ「スタイリングが楽になった」とか、「旅先でもシャンプーが出来る」とか、「持ちが良くなった」などの、賛辞の声が上がらないのでしょう… それは「かけなければ良かった」(理由は様々)と失望する声(危機感)の方が多いからではないでしょうか…? パーマの評価は形の良し悪しだけではなく、シャンプー時の風合いの良さやスタイリングの楽さなど、日々の生活に役立つ重宝さ(機能性)が必要です。しかも、ニーズは人それぞれに違い要望は幅広いため、パーマの強弱に関わらず、機能性の提供は欠かすことが出来ない条件です。
つまり、お客様にとって便利で嬉しいパーマだからこそ、値段が高くても施術時間が長くても、少々の傷みなら許容されて需要も続くものなのです。さらに、整髪剤がなくて形作りが出来る内容であれば最良です。だとすると直ぐに取れたり、チリチリになったり、傷み過ぎるパーマではダメということになります。
このような良好な状態を可能にする基本技術が「新たなパーマ」です。
普遍的なパーマ技術を目標に15年超の開発時間を要しましたが、実施術は、道具を合理的効率的に使いこなすシンプルなもので、理論は誰でも分かる内容です。
※ブログの掲載を、基本毎月15日と30日の予定といたします。(変更有)
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