筆 新たなパーマ技術の開発者。
No.20 ホームページで、基本調整(強くなる様子、根元の動き、傷みの確認や持続性の追跡)の手応えを紹介していますが、動画で楽なスタイリング(ハンドブロー)と、水分が飛ぶに連れて変化するカールの表情などの現象を紹介しています。この現象も、新たなパーマ技術の効果なのですが、実は従来パーマにはこの基本調整の詳細や、現象的変化を説明する文献がありません。何故なら、強さ、根元、傷みを同時に調整(基本調整)する方法が、今(2015年現在)も解かれていないからです。
この状態が師弟関係の中で脈々と受け継がれて来たため、施術に疑問が湧かず、調整がヤマ勘(かかり具合が不安定になる原因)になっていることに気付く美容師さんもないのです。この基本調整を過去の問題にあてはめると、昔はかかり過ぎと傷みに困り、シス系や酸性系の弱いパーマ液が生まれたのですが、結局、傷みの改善は一時のことでしかありませんでした。そして今はさらにパーマ液が弱くなり、直ぐ取れると言う具合です。このようにパワーの変わる薬品の遍歴からも、調整に問題のあることが分かります。そして一番困ったことは、お客様の幅広いニーズ(要望の違い)に応えられないパーマになっていることです。
実験データは、このような問題をえぐり出すことになりました。
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