筆 新たなパーマ技術の開発者。
No.23 女性のような雰囲気(オカマ)のヘアスタイルになってしまった自分を見て、オロオロしたのですが、バスの来る時間が迫っているため巻いたクセを取る時間はありません。次の瞬間、このヘアスタイルで外に出るの…!!!?
など次々に色々な言葉や情景が頭に浮くのですが、問答している時間はありません。今でこそオカマは認知されていますが、当時はどうだったのか…
何もかもをかなぐり捨てて、うつむき加減のまま何時もより早く走りました。バス停まで、周りの人と目を合わすことが出来ないままバスに乗り込み、電車に乗り換えます。あの日は毎日と違う特別の朝で、バスと電車に乗っている時間が長かったのか短かったのかさえ覚えていません。ただただ恥ずかしくて(*_*)… 確か小雨だったような記憶があるのですが…、頭を傘で少しでも多く隠しながらバスに乗ったように記憶しています。あの時ばかりはカサに感謝しました。
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