筆 新たなパーマ技術の開発者。
ブログNo.27 スタイリングを楽にしようとする決断により、私の行うパーマの内容(施術全般とその確認)は徐々に確実に変わっていきました。その具体例の一つが、アイロンやブローや整髪剤といった道具を極力使わず、仕上げを行うという意識の変化です。
これを実行することで施術内容の是非や進歩の具合が分かると考えたからです。そこですすぎ後のドライで、何処まで形になるかを確認するようになります。
残念ながらこの確認を始めた頃の達成度は、ショートヘア10人中1人以下と低く、ブローをしなくてもいい形であっても結局ブローをしていました。
そのため調整の手応えが全く分からず、楽になったかどうかも確信が(経験値)なく、楽で良い形になっても偶然と処理するしかありませんでした。
しかし、実験が7年目に入った頃に10人中2人程度に確立が上がりだしたのです。達成度がやや上がったことは大変に励みになり、もっと高められるはずに違いないと試行錯誤のチャレンジにも熱が入りました。
もちろん何処まで達成率が上がるのかも、限界が何処なのかも分かりませんでしたが、ダメなら今まで通りの髪結いに戻ればいいと判断して進みました。
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