筆 新たなパーマ技術の開発者。
ブログNo.30 パーマを毎日1人かけると、年に250人なり、これを10年間続けると2500人以上になるのです。その半分まで来たと言うのに、かかり具合のバラツキ(不安定さ)は減らず、質の向上も自信のアップも感じられないのです。
何故なのか、これを炊飯の要領に例えて、バラツキ具合を数字にして探ろうとしたのです。もちろん的の外れた探りだったのですが、バラツキの原因を探るうちに、毎回同じ所で判断に迷っていることを突き止めます。ところが何故そうなるのか理由が分からず、こんなことに悶々としていたある日、突然にこれがパーマをダメにする現象(閉塞状態)だと気付いたのです。
しかし、その一方でこのやり方で商いは順調だと言う思いと、勉強をしていると言う自負があり、そのくせ歴史のある技術を疑う自信はなく、どうすればいいのか困ってしまう状態でした。しかもこのような情報を教える所がないのです。
そこでまずはとりあえず自分のパーマ施術の観察(動き&表情)を始めました。
施術観察に目を向けた理由は、閉塞状態を直すヒントが施術の中にあるのではと考えたからです。そしてその読みは運よく的中しました。
こんなことで悩んでいる頃の私のパーマ施術は、ロットを外すまでかかり具合が分からず、そのためロットを外す時に不安(神頼み)がよぎる状態でした。
注意、閉塞状態とは、パーマ技術が前に進んでいないレベルの低下を意味します。
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