筆 新たなパーマ技術の開発者。
動きが見えなかった頃のテストカール。
ブログNo.39 かつての私は、意識的に強さを調整することはできず、目的に合わせた根元の動きも、傷みの極少化も、かかり具合の安定化も不十分でした。
しかし、そんな内容(やり方)でもパーマはかけられたため、かかり具合を調整しているつもりでいました。そしてヘアスタイル作りとそのアレンジにかまけて、パーマのカールやその表情を観察することは殆どなく、調整方法に疑問を持つことはありませんでした。さらにかかり具合の違いはカットで修正していたため、「パーマを調整する」と言う意識があったのかどうか…
ハッキリしていることは、以前はテストカールに動きが見えず、人前でテストの詳細を理論的に説明することが出来ていなかったということです。
この状態を一変させたものが実験から得られたデータで、これを従来のやり方に組み入れた(基本調整の基)結果、それまでに得られなかった調整の効果が得られるようになったのです。これがやがて基本調整となり、テストカールの可視化につながるのですが、従来のパーマにはこの基本がないため調整できないことが分かりました。そのため、これは従来型のパーマを身に付けた現美容師全てに、共通する問題となりました。
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