筆 新たなパーマ技術の開発者。
ブログNo.46 美容学校で習ったピンカールを思い出してもらうといいのですが、クロキノール、スパイラル、バレル、リフト、ラリアットなどの色々な名前の巻き方があります。
しかし、ピンパームの場合、同じ名前のカールでも、美容学校で習うセットに用いるカールの巻き方とは手順が異なることが多いのです。なぜなら、ピンパームのカールにはテンションを入れることが重要(基本)だからです。この条件を守ったカールは、自然に硬くなり端正さを備え、綺麗でカチッとしたカールになります。あとは目的に合わせて、各種巻き方を使い分けることが美容師の仕事となります。ですから見た目の汚いカールや、緩んで歪なカールは、巻き方とテンションの両方に問題があるため、パーマに問題が出易くなるので要注意です。
なお、施術情報で紹介するカールは、根元から巻き込むクロキノールとリフトカールで構成され、スパイラルも使いますが施術情報では紹介していません。
他のカールは資料がないため、コメントを差し控えますがロットに比べると、はるかに多くの巻き方があるようです。
どのカールで巻いてもいいのですが、巻き数の多いカールを、条件を守りながら作れるようになるには、それ相当の練習量が必要です。そして失敗した結果が次の糧になるため、その原因を知ることはさらに重要で、これを忘れると上達しなくなってしまいます。(ピンパームもロットも同じです)
定期的にブログを出して来ましたが、これ以降は不定期となります。
コメントをお書きください